1947-11-06 第1回国会 衆議院 鉱工業委員会 第29号
これらの基準によつて指定炭鑛を指定していくというふうに、ただいま私どもは考えておりますが、この指定炭鑛の指定基準及び具體的の炭鑛の指定というものにつきましては、全國炭鑛管理委員會に諮つてこれをきめたいというふうに考えておる次第であります。
これらの基準によつて指定炭鑛を指定していくというふうに、ただいま私どもは考えておりますが、この指定炭鑛の指定基準及び具體的の炭鑛の指定というものにつきましては、全國炭鑛管理委員會に諮つてこれをきめたいというふうに考えておる次第であります。
從つて指定炭鑛と一般炭鑛との間に、そこに政府の關與の程度は違つてまいりまするが、資金資材の政府としての計畫の性格上、また全生産を維持するという建前からいいましても、當然全炭鑛の分について、政府の強力な助長斡旋あるいは計畫というものを立案していくわけであります。
同じようにされれば、結局またみなが不自由しなければならぬという結果になつて、指定炭鑛、非指定炭鑛と區別をされると、ほんとうの計畫生産というものは、私は不可能な結果になりはせぬかということを心配するのであります。その點をさらにもう一度私の解釋が正しいかどうか、お尋ねいたします。
○西田委員 第十四條の全國炭鑛管理委員會に諮つて指定炭鑛を指定するという場合に、何らかの基準を決定しておく必要があると私は考えるのであります。なお八月十六日の最後の與黨三派、政府の打合會において、この問題に關して私が質問したのに對して、平井管理局長は、これを條文化する場合においては、必ずそれを明記すると答辯されたと考えております。
○平井(富)政府委員 ただいま大臣の申されたことを補足いたしますが、この第二章の炭鑛の管理ということは、一般の炭鑛に對する管理でありますが、從つて指定炭鑛に對し適用さるべき規定も、第二章の炭鑛の管理の中に規定されているのであります。
從つてそういう問題に關しましては、ただ一概に解體財閥の炭鑛と申しましても、それによつて指定炭鑛にすべき適當なものもありますし、あるいは適當ならざるものもありまして、今一律にこれをきめるよりは、全國炭鑛委員會に諮りまして、具體的にきめていく方がいいのではないかというような考えをもつております。